menu

49回生 春本雄二郎さん、高崎映画祭で新進監督グランプリを受賞!

長田生には多彩な才能がある・・と日々感じていましたが、何と映画監督さんまでいらっしゃいました。

49回生春本さんが初監督された「かぞくへ」で、高崎映画祭・新進監督グランプリを受賞の快挙です。

http://takasakifilmfes.jp 

https://www.facebook.com/yujiro.harumoto/posts/1228735300601061

kazokuhe.jpg

「かぞくへ」は日本の片隅に生きる若者たちの息遣いを、骨太に描き出した人間ドラマ。既に海外の数々の映画祭でも高い評価を得ています。

http://kazokue-movie.com/

そして高崎映画祭といえば、今年で33回目を迎えるとても歴史ある映画祭。
これまでの素晴らしい受賞作品と並ぶ事は、大変な事なのです。

春本さんが目指している映画は、商業映画ではなく、「社会の窓」であり「人の心」を描くもの。「映画教育」として日本に根付かせたい、と強く思っていらっしゃいます。

それを実現させるために立ちあげたのが「映画工房春組」。
今は次回作「由宇子の天秤(
仮)
」の撮影の為に日々奔走しているそうです。


https://haru-gumi.amebaownd.com/


harumoto2.jpg

そんな春本さんは須磨区北落合・白川台中学校のご出身。
長田の想い出をお伺いしたら、やはり・・・

「体育の時間の最初に走る、周回走2,400
メートルです。これが大変で。
雨の日になると、なぜか倍の4,800メートルを走る通称『ロング』。これも地獄でした。今となってはいい思い出ですが。」

「かぞくへ」の劇場公開は終了してしまいましたが、今は鑑賞希望者3人以上で、無料でDVDを貸し出してくれます。

(湊川公園のパルシネマでも同様のサービスあり)

https://haru-gumi.amebaownd.com/pages/2196423/page_201808191645 


元町映画館公開時の様子
harumoto3.jpg 

 また映画館がない街にも映画を届けよう、という取り組みもされています。

“商店街でお買い物して映画も見られちゃう”なんて斬新な発想ですよね。

「山口街中映画祭」
http://www.yamaguchi-machinaka.com/event0074/?fbclid=IwAR1iQdWizbcEhNZno12-G7AgpkeKvlrz5dLtX8Dx-tLBO3_oFMHHz_be2ww

これからも春本監督から目が離せません。次回作品が楽しみです!
https://haru-gumi.amebaownd.com/pages/2212967/page_201808261019

harumoto4.jpg

▼春本雄二郎 プロフィール

1978年生まれ。兵庫県神戸市出身。日本大学芸術学部映画学科卒業後、松竹京都撮影所の演出部となり、井上昭、石原興らに師事。『鬼平犯科帳』『必殺仕事人』など時代劇を多数経験。
初監督長編映画『かぞくへ』は、第29
回東京国際映画祭に公式出品され、第23
回フランス・ヴズール国際アジア映画祭では、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を含む3冠受賞。
第17回ドイツ・ニッポンコネクションでは審査員スペシャルメンション授与。オランダ、韓国でも上映され、日本では2018年に公開。
2019年1月に『かぞくへ』で、第33回高崎映画祭『新進監督グランプリ』を受賞。
今年、次回作『由宇子の天秤(仮)』を撮影予定。

(文責 41回生 井川千穂)

関連記事

0Comments

There are no comments yet.